ミルフィーユ的思考回路

日常のあれこれ,映画,心理学,人間科学

湊かなえ作品についてつらつらと語る

だいぶ秋らしくなってきました。

涼しい夜は温かい飲み物と一緒に映画やドラマを鑑賞したくなります。

さて、そんな私は湊かなえさん原作の「Nのために」を鑑賞しました。

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湊かなえさんといえば、リバースや夜行観覧車など沢山の名作があり、ドラマ化も多数されています。

どの作品にも「ミステリー」と「愛」が複雑に絡み合って予測不能な展開を招くのですが、

Nのために は叶うものと叶わぬものがテーマになっていました。

 

家庭の複雑な事情や、現実の厳しさ、人間の疑惑などが描かれています。

内容を細かく書きたいところですが、今回はその気力がないのでやめておきます。

 

 

秋のドラマ1作として推薦します。

 

 

 

 

 

カクレクマノミの生態

先日お世話になっている先生とお話した際に教えてもらったことの共有です。

 

みなさん、カクレクマノミはご存知ですよね?

映画ファインディング・ニモのニモの魚の種類です。

 

「カクレクマノミ」の画像検索結果

「ファインディングニモ」の画像検索結果

 

 

 

このカクレクマノミは群れで生活するそうです。

その群れのなかで一番大きい体がメス

二番目に大きい体がオス

その他はオスでもメスでもないのです。

今回は、

 

“その他にあたるカクレクマノミの性別と

その生態系について”

 

記事を書いていこうと思います。

 

カクレクマノミの生態では、一夫一婦制で、オスとメスが1匹ずつ夫婦となって

繁殖をすることになっています。

だが、不思議なのは「メスが死んでしまったとき」なのです。

 

 

「メスが死んでしまったとき」

メスが死んでしまったとき、どうなると思いますか?

新たな群れからメスを呼ぶ?

 

違います。

 

 

二番目に体の大きかったオスがメスに性を変えるのです。

衝撃。そんなことってあるんでしょうか。

そして、オスがいなくなってしまいますよね?

そこには、群れのその他から一匹オスに性を決めるのです。

 

こうして群れのなかで一夫一婦性を保ちつつ、繁殖を続けることができています。

 

 

ほんとうにすごい。

可愛い見た目して生きる術も、その体の機能も不思議。

 

 

しかもイソギンチャクに隠れて生活するからカクレクマノミという名前がついていますが、それも不思議な話。

なぜならイソギンチャクの触手にはがあるからです。

 

【触手】

無脊椎動物の、頭から伸びる柔らかい突出部分で、えさを捕まえたりする際に使う

 

 

普通なら触手に触ると毒で死んでしまうのですが、カクレクマノミは毒への耐性を

身につけているのです。

刺されても死なない耐性ではなくて、刺されない耐性です。

カクレクマノミはイソギンチャクが出す粘液と近い粘液と同じ性質のものを体にまとい、イソギンチャクに敵と認識させないことで、毒針の発射をさせていないのです。

なんか平和的・・・。素敵です。

 

【粘液】

生物が産生し体内外に分泌する、粘性の高い液体

 

このように不思議なカクレクマノミ

この群れのオスでもメスでもない一群がまるでXジェンダーのようです。

 

 

 

 

ミルフィーユ的思考回路はじめます。

みなさん

 

はじめまして。

秋吉いち です。

 

ミルフィーユ的思考回路というブログを始めることとなりました。

 

実は高校生のときに同じタイトルでブログをやっていました。

(検索したら出てきちゃうかな・・・?)

いまは全くご無沙汰です。

 

もう一度日々感じることなんかを書き留めておきたいな、仕事が心理職なので何かみなさんに役に立つ情報提供をしたいな、そんな気持ちになって再開設しました。

 

よろしくお願いします。