カクレクマノミの生態
先日お世話になっている先生とお話した際に教えてもらったことの共有です。
みなさん、カクレクマノミはご存知ですよね?
映画ファインディング・ニモのニモの魚の種類です。
このカクレクマノミは群れで生活するそうです。
その群れのなかで一番大きい体がメス
二番目に大きい体がオス
その他はオスでもメスでもないのです。
今回は、
“その他にあたるカクレクマノミの性別と
その生態系について”
記事を書いていこうと思います。
カクレクマノミの生態では、一夫一婦制で、オスとメスが1匹ずつ夫婦となって
繁殖をすることになっています。
だが、不思議なのは「メスが死んでしまったとき」なのです。
「メスが死んでしまったとき」
メスが死んでしまったとき、どうなると思いますか?
新たな群れからメスを呼ぶ?
違います。
二番目に体の大きかったオスがメスに性を変えるのです。
衝撃。そんなことってあるんでしょうか。
そして、オスがいなくなってしまいますよね?
そこには、群れのその他から一匹オスに性を決めるのです。
こうして群れのなかで一夫一婦性を保ちつつ、繁殖を続けることができています。
ほんとうにすごい。
可愛い見た目して生きる術も、その体の機能も不思議。
しかもイソギンチャクに隠れて生活するからカクレクマノミという名前がついていますが、それも不思議な話。
なぜならイソギンチャクの触手には毒があるからです。
【触手】
無脊椎動物の、頭から伸びる柔らかい突出部分で、えさを捕まえたりする際に使う
普通なら触手に触ると毒で死んでしまうのですが、カクレクマノミは毒への耐性を
身につけているのです。
刺されても死なない耐性ではなくて、刺されない耐性です。
カクレクマノミはイソギンチャクが出す粘液と近い粘液と同じ性質のものを体にまとい、イソギンチャクに敵と認識させないことで、毒針の発射をさせていないのです。
なんか平和的・・・。素敵です。
【粘液】
生物が産生し体内外に分泌する、粘性の高い液体
このように不思議なカクレクマノミ
この群れのオスでもメスでもない一群がまるでXジェンダーのようです。
ミルフィーユ的思考回路はじめます。
みなさん
はじめまして。
秋吉いち です。
ミルフィーユ的思考回路というブログを始めることとなりました。
実は高校生のときに同じタイトルでブログをやっていました。
(検索したら出てきちゃうかな・・・?)
いまは全くご無沙汰です。
もう一度日々感じることなんかを書き留めておきたいな、仕事が心理職なので何かみなさんに役に立つ情報提供をしたいな、そんな気持ちになって再開設しました。
よろしくお願いします。